鮎竿補修(元竿の小キズ)

鮎もオフシーズンになって約一ヶ月、コツコツと作業していた件について書いてみます。

 鮎竿も購入してから既に4年経過、元竿にキズが目立つようになってきたので・・・補修してみました。
※この程度で元竿交換もどうかと思い、作業することにしました。

 作業には2液ウレタンクリアー(エポキシコートと悩んだのですが)を使用します。

竿補修1.jpg

 まずはキズの把握、竿の塗膜もヘタっているせいか・・・シーズン中、チョットのキズに水分等が入り、時間と共に大きくなってしまいます。

 長く放っておくと、塗装修復範囲が拡大していくので・・・丁寧に剥離気味のエリアを剥がし、マスキングテープで周辺を覆います。

竿補修2.jpg

 マスキング内のキズ部分にウレタンクリアーを一日一回重ね塗りしていきます。

 キズの深さ以上の塗膜を作っていくのですが・・・秋の夜長に作業しました。
 
 ウレタンなので乾燥後はすぐにペーパー掛けができるのですが、マスキングを剥がし・・・念のため更に一週間放置。

竿補修3.jpg
 
 塗膜がガッチリ乾燥したところで、研磨ガイド用にマスキングを貼り付け、#1000番、#2000番の順にペーパーで研磨し、段が無くなるように削ります。

 曲面なのと研磨面積が小さいので・・・アイス用のヘラなどを加工して研磨しました。

 仕上げはコンパウンドを使用し、小キズを目立たないように綺麗に研磨して作業完了です。

竿補修4.jpg

 正面からだと分かり難いので、斜めに写真を撮ってみました。

 実は、このような修復はこれで4箇所目。竿のグリップ部も若干ヘタってきた感じもするので・・・次はグリップ塗装を依頼するつもりです。

 ちなみに、キズ補修についてはすべてクリア塗装剥離でした。